仔猿をチューニングアップ、スプロケットを換える挑戦。
ノーマルが一番いい、と知りつつ、やはりいじってみたい時の情報としてお読みください。
減速比でいえば、ドライブスプロケット(フロント)を大きくすればスピードが出る、ドリブンスプロケット(リヤ)を小さくすれば、スピードが出る。
逆にすれば、スピードは落ちるが・・・。
●ドライブスプロケット(フロント)
6T は登坂時には有効だ。
ただ、かみ合い効率が理論値を越えているため、振動も出るし、パワーロスも大きい。
そう知っていても、山岳コースではどうしても欲しくなる。発進も良くなる。
捨てきれないのが、この理論破りの6T が1,000km以上走った(N県某氏)ことがあるということだ。
7T は仔猿では標準的で発進もそこそこに出来るので、スタンダードといえばそうなのである。
8T はいまだ、使っている人はいない、が、レガシイエンジンで山坂の少ない北海道などツーリングするときには、気持ちいい。
●ドリブンスプロケット(リヤ)
仔猿の特性を追求しつつ、色々作られている。
「77T」:31cc エンジンをメインにZ31A で作られた。フロント 7T と組み合わせると絶妙なバランス。
「72T」:レガシイエンジン35cc 用にCZ70 で作られた。フロント 6T でもよし、7T でもよしといったところだ。
「66T」:6T を使用し、バンク角を欲しいという某氏のためのワンメイク。7T は付けたら走るかどうか?
「74T」:Z35J 用、バンク角、6T ・7T、そして、ツーリング用の 8T と組み合わせてハイパワーエンジンに良いかと思い設計。
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